なぜファクタリングは事業資金調達におすすめなのか?その理由3つ
経営者の最も重要な責務である事業資金調達。
いかにして事業資金調達を行うかは多くの経営者の悩みどころではないでしょうか。
事業資金調達方法には借入が一般的ですが、近年中小企業の経営者に多く選ばれているのが「ファクタリング」です。
今回の記事では、おすすめの事業資金調達方法が知りたい、資金繰りに悩む経営者の方に向けて、
事業資金調達方法の一覧
ファクタリングが事業資金調達におすすめな3つの理由
について解説します。
●代表的な7つの事業資金調達方法
事業資金調達は、起業時や経営が苦しい時、事業を拡大するときや売り上げが急増したときなどに必要となります。
たとえ黒字経営であっても、手元に現金がないことで倒産することもありうるので、事業資金調達は常に悩みの種であるといってよいでしょう。
事業資金調達方法のほとんどは「借入」ですが、借入先には様々なところがあります。
・銀行
銀行からの融資には「信用保証付き融資」と「プロパー融資」の2種類があります。
信用保証付き融資は国の制度を使った融資で、低金利、個人事業主や中小企業などの零細企業でも借りやすいというメリットがあります。
そのかわり融資に時間がかかり、審査も厳しめです。
プロパー融資は銀行独自の融資で、リスクをすべて銀行で追うことになるため実績のある会社でなければ難しいです。
・信用金庫や信用組合
信用金庫や信用組合はそれぞれ地元の相互扶助を応援する金融機関です。
地元に根付いて事業を行う会社には比較的融資を受けやすい組織と言えます。
比較的低金利なのも魅力です。
ただプロパー融資よりは融資を受けやすいのですが、信用保証付き融資よりも審査は厳しいので経営状態がよくない会社だと厳しいかもしれません。
・日本政策金融公庫
国の金融機関ともいえる存在で、担保や保証人なしで借りられ、比較的低金利という魅力があります。
個人事業主でも借りられ、サポートも充実しています。
税金の滞納がないなどいくつかの条件を満たす必要がありますが、かなりハードルの低い融資先と言えるでしょう。
ただ融資に時間がかかるなどというデメリットがあります。
・ビジネスローン
ビジネスローンとは金融機関が審査を緩くすることで対象範囲を広げた融資商品のことです。
審査が甘い上に最短で即日融資も可というスピーディーさが大きなメリットですが、金利が高いというデメリットがあります。
・クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、インターネットを通じ不特定多数の一般人から資金を集める方法です。
クラウドファンディングでは、企業の経営状態などはそこまで重視されず、いかに魅力的な企画をたてるかで資金の集まり具合が変わります。
従来型の経営を行う企業にはまだなじみがない方法であるという点、いくら集まるのかがはっきりしない点がネックです。
・補助金、助成金
補助金や助成金は借入ではないので、返済しないでよいというのが最大のメリットです。
ですが当然ながら倍率は非常に高いため、確実にもらえるとは限りません。
時間がかかる上書類も多いので、急ぎのときには不向きな方法と言えます。
・家族や親類などから借りる
規模の小さい会社や個人事業主などの場合、家族や親類、友人、知人などから借りるというのも一つの手でしょう。
ただ人間関係を犠牲にする可能性もあり、手軽とはいえ簡単に手を出すべきではない方法とも言えます。
●ファクタリングが事業資金調達におすすめな3つの理由
ファクタリングとは、未回収の売掛金を売却することによって売掛金を現金化することです。
借入ではないため金利などは発生しないという特徴があります。
借入などの事業資金調達方法に比べて、ファクタリングがおすすめな理由は大きく分けて3つあります。
①審査が緩いため事業資金を調達しやすい
ファクタリングは借入よりもはるかに審査が緩く、赤字経営や税金の滞納などがあってもたいてい問題なく審査を通ります。
これは売掛金の売却(ファクタリング会社から見ると売掛金の買取)という事業形態からくる特徴です。
②事業資金調達が早い
ファクタリングでは、最短即日で事業資金調達が可能です。
事前に書類を用意しておけば最短即日で入金されることもあります。
また用意しておく書類もそこまで多くないため、手間もかかりません。
経費の支払いなどに時間がないというときでもファクタリングならば安心して利用できますね。
③経営状況に悪影響を与えにくい
ファクタリングは売掛金の売却であって借入ではないので、借金を増やしません。
そのためバランスシートにも悪影響を与えませんし、別の融資を依頼するときにも悪影響はありません。
2社間ファクタリングを利用すれば売掛先に経営状況の悪化などを知られずにすむため、信用力を落とすこともないというメリットもあります。
●事業資金調達にファクタリングを利用する注意点2つ
事業資金調達にファクタリングを利用しようというときに、注意すべきポイントが2つあります。
①手数料がかかる
中小企業でよく使われる2社間ファクタリングという方法では10~20%ほどの手数料がかかります。
根本的な経営体制を立て直さないと、ファクタリングに依存する体質になってしまう可能性があります。
②創業時には利用できない
ファクタリングは性質上、売掛金がないと利用できません。
そのため創業時の事業資金調達には不向きです。
●まとめ:事業資金調達にファクタリングはおすすめ
今回のコラムでは
・事業資金調達方法は借入が主なもので、借入先は様々なところがある
・借入が難しい場合はファクタリングがおすすめ
といった点について解説しました。
ファクタリングはまだあまり日本で広まっていませんが、今後は広がりを見せることが予想されている方法です。
多くのメリットがあるため、気になったら一度調べてみてはいかがでしょうか。
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